アイコン秘書検定インタビュー[大学編]

大学で取り組む秘書検定

社会人としての振る舞いを学び
インターンシップに生かす

中村学園大学短期大学部キャリア開発学科(福岡県福岡市)

短期間で集中してビジネスマナーを学ぶ

キャリア開発学科の岩田京子教授(右)と藤島淑恵准教授

 中村学園大学短期大学部キャリア開発学科では,秘書検定を基礎教育に取り入れてマナー教育を徹底するとともに, 地元企業でのインターンシップを行っている。秘書検定とインターンシップの事前・事後学習を指導するのは藤島淑恵准教授だ。

「秘書検定は課外の『キャリアサポート講座』で対策講座を開講しており,全学生が1年次の6月に2級を受験します。 試験まで2カ月半しかないため週2回,1回2コマ(1コマ90分),座学を中心に短期集中で指導するのです。 また1年次前学期の『オフィスマネジメント』で実際に技能を身に付けさせます。 中心となるのはお茶出し,電話応対,来客応対,訪問のマナー,名刺交換など。秘書検定で学んだ知識と技能を,動きで覚えさせます」(藤島先生)。
 インターンシップ事前研修の中でも自己紹介やマナーの振り返り,名刺交換など練習させる。 短期間で集中してビジネスマナーを学び,実社会で実践して次のステップへとつなげるのだと言う。

上位級への挑戦が自信につながった

キャリア開発学科生の皆さん。(前列左から)2年生の宮本あいみさん,柳田優希さん, (後列左から)1年生の岩崎燈さん,大上美咲さん(学年は取材当時)

 1年生の岩崎燈さん,大上美咲さんは秘書検定2級に合格した。

「一般常識,中でも葬儀や結婚式のマナーを社会に出る前に学べてよかったです。 葬儀のマナーが宗教によって違うことを初めて知りました」と岩崎さん。 大上さんは「ファストフード店のアルバイトで教わった言葉遣いが間違っていたことに気が付き,直すことができました。 伝言メモの書き方はインターンシップでも役に立ちました」と話す。

「インターンシップT事前研修」の様子。 秘書検定や「オフィスマネジメント」で学んだあいさつや名刺交換も復習する。 ここでしっかり体得して,インターンシップで実践するのが一つの目標だ


 2年生の柳田優希さん,宮本あいみさんは共に秘書検定2級と準1級に合格した。
 柳田さんは「秘書の仕事に興味があったので,やりがいがありました。 友人の四大生に『たくさん資格を持っているね』と感心されて,胸を張ることができました」と自信をのぞかせる。
 宮本さんは「人前に出るのが苦手だったけれど,準1級面接試験のために鏡を見ながら練習したおかげで,自然な笑顔が出せるように。 日常で使えるスキルだけではなく,上位級に挑戦することで自信も付きました」と振り返る。

 検定試験への挑戦は,それぞれの人間的成長と,充実した学生生活へとつながっているようだ。