アイコン秘書検定インタビュー[高校編]

高校で取り組む秘書検定

人との関わり方を学び
率先して動ける力を身に付ける

兵庫県立姫路商業高等学校(兵庫県姫路市)

マナーや常識を理解し実践できるように

(左から)尾前智子さん,伊郷ゆうきさん,影山未来さん

 兵庫県立姫路商業高等学校では,毎年50名以上の生徒が秘書検定を受験しており,中には,自主的に勉強して1年次から挑戦する生徒もいる。 科目として取り入れているのは,2,3年生の「総合実践」と,3年生「課題研究」の選択講座の一つである「スキルアップ講座」。 いずれも目指すのは単なる資格取得ではなく,実践力の育成である。
 商業科の都倉佳子先生は,前任校で12年,転勤してきてから9年,秘書検定の指導を担当するベテランだ。 「秘書検定で学ぶビジネスマナーや社会常識は人間関係の潤滑油であり,男女関係なく一生ついて回るもの。 立ち居振る舞いは大人でも迷うことがありますが,高校生のうちに実践できるスキルとして身に付けてほしいと思っています」。

秘書検定を通して社会を疑似体験する

 商業科3年生の伊郷ゆうきさん,尾前智子さん,影山未来さんに話を聞いた。
 ドラマで見る秘書に憧れていたという伊郷さんは,2年生のときに3級に合格。 「最初は,気遣いや対応の仕方に戸惑いましたが,問題を解きながら,基本的な仕事の仕方や常識を見つけていくことができました。 かっこいい秘書になったつもりで考えるのが楽しかったです」。
 尾前さんは地元企業で採用面接を担当している母親から勧められ,3年生になって2級に合格した。 「仕事の場面を想像するのが難しかったです。例えば上司が不在の時の対応でも状況によって違うところ。 先生の解説を聞いて,臨機応変とはどういうことか理解できました」。
 影山さんは中学生のころに秘書検定を知り,1年生の3学期に3級を受験,3年生になってから2級に合格した。 「電話応対が苦手だったのですが,言葉遣いや状況ごとの対応を学んだおかげで,家の電話も取れるようになりました。 春に就職しますが,きっと自信を持ってできると思います」。

 自分はできる。将来必ず役に立つ。その実感を得て,3人の自信は膨らむ。