アイコン秘書検定インタビュー[大学編]

大学で取り組む秘書検定

スポーツと学業を両立して
秘書検定に挑戦するアスリートたち

国士舘大学21世紀アジア学部(東京都町田市)

ビジネス系検定で社会人基礎力を習得する

安重千代子先生。「学生が合格できるよう,できる限りのことをしてあげたい」と熱意を語る

 平成29年に創立100周年を迎え,文武両道の大学として名をはせる国士舘大学。 卒業生はもちろん在学生もオリンピックや世界大会に出場し,実績を残している。 平成14年開設の21世紀アジア学部にも運動選手が多数在籍する。 国内外で活躍するアスリートには,運動能力とともに社会人基礎力が求められる。 同学部の科目「特別課題研究」では資格や検定,就職活動の事前準備ができる講座を開講している。 その一つである「ビジネス系検定講座」では,秘書検定とサービス接遇検定の合格を目指す。
 指導を担当する安重千代子先生は,「前期はサービス接遇検定の2級と準1級,後期は秘書検定2級の合格を目指します。 両検定を学習する狙いは,社会人に求められる言葉遣いや立ち居振る舞い,ビジネスマナーを習得することです。 世界を舞台に活躍する人材の基礎力となるものです」と話す。

挑戦する学生を支える指導者の熱意と工夫

(左から)4年生の松本光太郎さんと, サービス接遇検定に合格した3年生の佐藤星弓さんと萱嶋悠太さん。 「学習は楽しかったです」と笑顔を見せる3人

 講座を履修する学生の中には,運動選手が多くいる。ラグビー部4年生の松本光太郎さんは,卒業後は一般企業で営業マンとしてスタートを切る予定だ。
「2年生のときに,秘書検定2級とサービス接遇検定2級・準1級に合格しました。検定の学習は楽しかったです。 なかなか触れることのなかったマナーは新鮮で,新しい知識を習得できた喜びを感じました。 言葉遣いや入退室の際のマナー,上座や下座など,就職活動で役立つ知識ばかり。面接でも困りませんでした」。

4年生の池田望睦さん。 小1から新体操を続け全国大会多数出場,全国選抜選手に選出された経験もある。 平成29年度秘書検定優秀賞を受賞した


 4年生の池田望睦さんは,女子新体操部の所属。 池田さんは一昨年,秘書検定2級とサービス接遇検定2級・準1級に合格し,平成29年度秘書検定優秀賞を受賞した。 「言葉遣いが難しかったです。過去問題を約20回分解き,克服しました。卒業後は医療機関に就職する予定です。 これまで学んだビジネスマナーや言葉遣い,サービススタッフとしての心構えを生かし,どのような方にも安心していただける対応を目指します」。
 講座で使用するのは,安重先生の工夫が詰まったオリジナルテキストだ。
「反復練習するのに最適。 限られた時間で,効率的な学習ができた」と話すのは,秘書検定2級とサービス接遇検定2級・準1級に合格した準硬式野球部の野村佳希さん。 「社会人の基本を習得したことは就職活動において大きなPRポイントになると思う」と話す。

 指導者の熱意や工夫が,スポーツと学業を両立する学生たちの支えとなっている。