アイコン秘書検定インタビュー[高校編]

高等学校での取り組み

ビジネスマナーを身に付け
日々の学びを深める

知徳高等学校(静岡県駿東郡長泉町)

さまざまな場面でアドバンテージになる知識

(左から)観光文化コース3年生の秋山結南さんと八木晴音さん

 知徳高等学校普通科では2年進級時にコース選択を行うが,その中の「観光文化コース」「未来探究コース」において,敬語やビジネスマナーといった社会人の基礎を学ぶために活用しているのが秘書検定だ。観光文化コース3年生の八木晴音やぎはるとさんと秋山結南あきやまゆなさんはともに秘書検定3級に合格した。  
 八木さんは「難しかったのは伝言メモの記入の問題。誰がどのような用件で電話をかけきたのか分かりやすくまとめる必要があり苦労しました」と振り返る。「検定を通じてマナーや言葉遣いの知識を身に付けることができたおかげで,公の場や改まった場にも自信を持って臨めています」と話す。  
 秋山さんも「社会に出たときに役立つ知識を身に付けることができました。特に敬語の使い方は想像以上に多くのルールがありましたが,単に難しいだけでなく,知っていればさまざまな人とのコミュニケーションがとれて楽しくなる社会人の基本だと思います」と語る。「大学受験の志願書作成や面接でも正しい敬語やマナーを知っていることがアドバンテージになりました」。学んだことを生かし,次のステージを目指している。