アイコン合格者の声

建設関連企業 社長秘書
安井 千尋さん

1級に合格

秘書として求められるマインドが理解できた

 安井千尋さんは大学卒業後,化粧品会社のビューティーアドバイザーを経て研究開発の仕事に携わり,そこで秘書的な業務も兼務。ブランクを経て転職した保険会社ではコールセンターに勤務し,電話だけのやりとりで相手の息遣いまで読むことの大切さを知った。
 その後,今度は派遣で接客応対や電話応対などのノウハウを社員に教える仕事に就くことになった。
「秘書的なそれらの業務について,私自身はきちんとしたやり方でやってきたつもりでしたが,教えるという立場としては理論や知識の裏付けがほしい。そう思ったときに,秘書検定にたどり着いたのです。今までやってきたことが正しいか,認められるのかどうか。力を試すつもりで受験しました」。
 受験するからには“効率よく” がモットーの安井さんは2級,準1級,1級をそれぞれ1回の受験で合格すると固く心に決め,仕事の傍ら集中して,過去問題とテキストを使って勉強に取り組んだ。
 面接試験の対策は,講座に通った。 「社会人になって時がたつと,自分の振る舞いが他の人の目から見てどうか,率直に言ってもらえる機会はあまりありません。講座では皆が集中して一斉に取り組むのでモチベーションが上がりますし,受講者同士でアドバイスし合うことも。さまざまな方の意見を聞くことで自分の考え方や振る舞いに自信が持てました。対策講座も面接試験本番でも他人の目で評価してもらえることがとても大事だと思いました」。
 昨年,新しい会社で社長秘書として新たなスタートを切った安井さん。上司と接するときは,まずどのような振る舞い方,存在の仕方が好みなのか,徹底して理解するようにしていると話す。
「好みは人によってそれぞれ。的確な状況判断の下に,さまざまな表現を試してみて,上司が求める“秘書” としての精度を高められるよう試行錯誤しています。日々すべきことは多々ありますが,それをいかにさり気なく,上司が負担に感じないようにできるか常に心掛けています。重要なことは,その場にいる秘書として何を一番大切にすべきか。秘書検定では,このマインドを学ぶことができたと思っています」。

安井 千尋さん プロフィール

「日々のお茶や茶菓子で上司や取引相手,同僚を和ませるのも私の役目の一つだと思っています」と話す安井千尋さん。
「デパートの菓子売り場を巡って,茶菓子や手土産にふさわしい菓子を発掘するのが趣味

大妻女子大学短期大学部
家政科2年生
鎌田 毬乃さん

準1級に合格

相手を思う気持ちを失礼なく的確に表せるように

 鎌田毬乃まりの さんは,大妻女子大学短期大学部に入学後に秘書検定を知り,2級から挑戦することにした。同短大ではキャリア教育に力を入れており,その中で社会人としての基礎力を身に付けるための手掛かりとして秘書検定が紹介されたのだという。
「先生の説明を聞いて,秘書検定なら社会人になる際に絶対に必要とされる知識を身に付けることができると思ったのです。今から学んでおけば,会社に入ってからはそれぞれの業種の専門的な知識の習得に時間を割くこともできますから」。
 学んだ内容をすぐに実践できるようにと,鎌田さんが先生から受けたアドバイスは,アルバイトを変えること。最初は飲食店でアルバイトをしていたそうだが,そこでは従業員同士の仲がよく,砕けた調子でのやりとりが多かった。
「 社会人としてきちんとした応対を身に付けたいと,都心の映画館でのアルバイトに変えました。大人のお客さまが多く,さまざまな質問を投げ掛けられることも多いので,応対の練習になっています。秘書検定で言葉遣いや仕事の優先順位の付け方などを学んだことにより,アルバイトなどで社会人の方と同じように働く際に,今自分がすべきことは何かを判断する力がつきました」。
 鎌田さんにとっては,短大で指導してくれる先生が働く女性としてのお手本だ。さらに,産学連携などの活動を通して出会ったさまざまな職種の女性からも,個性を生かししなやかに働くことを学んだ。「私もそんなふうに働きたいと強く憧れました」と話す。「その場その場で求められる気遣いをするためにも,常識やマナーなどを学んでおかなければなりません。秘書検定は私の基礎を作ってくれたと思います」。
 卒業までに準1級に合格することが目標だったという鎌田さん。1年生の1月に2級合格,就職活動を終えた2年生の秋に準1級に向けて特訓し,見事合格。限られた2年間の学生生活をしっかりスケジュール管理することで目標を実現させた。卒業後も勉強を続けいずれは1級に合格したいと,さらなる目標を笑顔で語ってくれた。

鎌田 毬乃さん プロフィール

大手自動車会社の総合職として就職が決まっている鎌田毬乃さん。「同期になるのは四年制大学の卒業生がほとんど。これまで学んできたことを生かしてさまざまなことにチャレンジしたいです」